【西尾店】トルマリンという宝石について

こんにちは、ジュエリー伊藤西尾店です！
本日はトルマリンという宝石についてお話をしたいと思います！！

１０月の誕生石として有名なトルマリンですが、
どんなジェムストーンにも見られない程、豊富なカラーバリエーションを持つジェムストーンなんです。
その種類は100色もの種類があり、世界有数の多様さ！
そのためトルマリンは「カメレオンジェム」というニックネームがあるくらいなのです！

トルマリンの結晶は大きく、実はジュエリーに使用されるほどの美しいものは大量に採掘されるわけではございません。

では、これより、トルマリンをいくつかご紹介いたします！

グリーントルマリン
グリーントルマリンはインクルージョンがないのが一般的です。
エメラルドのように美しい色合いを持ち、透明度がより高いのです。

インディゴライトトルマリン
インディゴライトトルマリンは明るいものから深いものまでさまざまなブルーが見られます。
インディコライトは1カラットに満たないものが多く、大きいものは非常に希少で特別だと賞賛されております。

バイカラートルマリン
二つのカラーからなるバイカラートルマリンは、偶然による独特の美しさを兼ね備えています。
バイカラートルマリンは、環境の変化によって色の変化が生じたものであり、色を生じる成分は鉄、マンガン、チタン、クロム、バナジウムがそれぞれ別のタイミングで結晶に入り込んで、色の違う層を作ります。
バイカラートルマリンは、ウォーターメロントルマリンとは異なります。

パライバトルマリン

人気のパライバトルマリンは数多くの宝石の中でも特に人気の高い宝石といっても過言ではありません。
1987年8月、「ブラジルのパライバ州の丘陵地にきっと良いジェムストーンがあるにちがいない」と信じて7年間掘り続け、やっと最初のパライバトルマリンの結晶を掘り出したのが始まりでした。

パライバトルマリンが初めてブラジルで発見されたとき、ネオンのような明るい色がそれまでに知られていたどんなトルマリンとも違い、美しさが際立っていました。
このジェムストーンの色は濃いエメラルドグリーンからブルーまであり、
濃いバイオレット、パープル、そして赤まであります。

パライバトルマリンの特徴として、きわめて輝きが強く、光が弱くても光を放っています。

パライバトルマリンの鮮烈な色を生んでいるのは少量の銅、それにマンガンと鉄です。銅の量が多いほどブルーやターコイズの色が強くなりますが、マンガンが多くなるとバイオレットから赤の色合いが強くなります。鉄はグリーンに発色する要素と考えられています。

ルベライトトルマリン

ピンクからパープルまで、ルベライトはレッド系の豊かな色合いで見た目もとても上品で美しいです。
当時ルビーと思われていたものが、実はルベライトであったと発見されたのです。
エメラルドと同じで、ルベライトは天然のインクルージョンが多い傾向ですが、ルベライトは耐久性のあるジェムストーンで、日常的に使用するのに適しています。