こんにちは、ジュエリー伊藤西尾店です！

本日のブログでは「真珠にまつわるマナー」についてです！
よく真珠に関するご質問がございますが、真珠は冠婚葬祭でも使用できます。
しかし、おめでたい席・悲しみの席において、真珠にはマナーというものが存在するので、本日はその真珠のマナーについてお話をしていきますのでよろしくお願いいたします！

真珠

真珠は貝から生み出される宝石。
「月のしずく」や「人魚の涙」といった異名を持ち、紀元前から珍重されてきている宝石です。
貝の中に入った異物が”外套膜”によって包み込みまれ、これが核となってゆっくり生成されていくのが真珠です。
真珠には様々な色合いのものがあり、母貝によっての違いがございます。
さらに、2つとして同じものは存在しない真珠は、形やテリなども違いがあります。

 

真珠のマナー

冠婚葬祭での真珠のマナーとして気にしたいのは、どのくらいのフォーマル度が求められる場であるかによっても変わります。

フォーマル度の高い慶事の場合

ドレスコードは「正礼装」と呼ばれる最も格式の高いものです。
昼と夜のシーン別で求められるものが異なり、「昼はあまり肌を見せない上品な装い」そして、「夜は大胆に肌を見せた華やかな装い」となります。

昼の正礼装：あまり派手すぎないタイプがお勧めです。色に関して、アコヤ真珠や白蝶真珠の白系、定番のタイプであれば間違いないです。
夜の正礼装：華やかな二連や三連のロングパールネックレスだけでなく、他の宝石と組み合わせたタイプでもよいとされています。

 

フォーマル度のゆるめな慶事の場合

結婚式の中でも比較的カジュアルなパーティ、お子様の入学式、同窓会といったシーンにおいては正礼装ほどかしこまらない、ワンピースやスーツといった準礼装で臨まれます。
正礼装では選ばない淡水パールなどもこの場合は使用可能です。

 

慶事でNGとされるパールネックレス

絶対にNGというわけではございませんが、フォーマルな場において、フェイク（作り物）は避けたいものです。
結婚式において重要なこととしては、主役である花嫁さんよりも華美なることにはお気を付けください。
黒色のパールは「お葬式」を連想させるので避けた方が無難、しかし確実にマナー違反というわけではではありません。
ピーコックなどの美しい色合いでもご使用いただけます。ただし、グレーのパールに関しては慶事においてNGとみなされることが多いです。

 

お葬式などの弔事におけるパールネックレスマナー

真珠は涙の象徴とされることから、悲しみの席で着けることができる宝石。
しかしピンクやゴールドといった華美なものはＮＧ。
サイズの大きいものなどは華やかに見えるため弔事においてはふさわしくありません。
真珠は大粒のものだと華やかに見えます。
大きさとして7~8㎜のサイズが無難。
色はホワイト、ブラック、ピーコック、グレーなどもOKです。
ただし、ピーコックは色味が鮮やかなため、弔事においては微妙なラインでもあります。

二連やロングネックレスについて

真珠はつけるものにより「意味合い」があります。
「不幸が重なる」ことを意味するとして、悲しみの席では二連以上のパールネックレスはタブー。
ロングネックレスは華やかに見えますし「悲しみを長引かせる」という意味合いを持つためタブーとされています。

イヤリングに関して

イヤリングもまた揺れるものや華美にみえるものは避けましょう。

真珠の数珠に関して

通夜や葬儀の際には、仏様や故人に敬意を払うためにも、数珠は持っていくのがマナーとされます。
房の色に関しての質問が多いですが、一般的には葬儀は白、法事では紫やその他の色といったものをよく使われます。
これは地域性もあるので確認しておくとよいでしょう。
また、宗派により形状や房の形も違います。
数珠は一連・二連といったように形もちがいがありますが、略式として一連を購入される方が多いです。

 

いかがでしたでしょうか、真珠のジュエリーは様々なシーンで活躍するものですが、
シーンにおいてのマナーもございます。
このほか、真珠はとても奥の深いジュエリーでもあります。ご自身にあった色、サイズをぜひお選びください！

 

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